狛江市で7月20日、地域で平和を願う声を上げようと安全保障法案に反対する平和活動が行われ約170人の市民が「強行採決反対」「戦争法案絶対反対」「安倍政権は辞めろ」などとシュプレヒコールをしながら市内をデモ行進した。
写真=本町通りをデモ行進する市民ら
デモは、市内の平和団体などで構成する「戦争なんてイヤだ!狛江市民実行委員会」(岡村誠実行委員長)の2回目の活動で、衆議院で強行採決されたことから再び市民に呼びかけて実施した。法案成立の危機感もあり、梅雨明けの真夏日に午後にもかかわらず乳幼児連れや車いす人など幅広い年代の人たちが「9条守れ」「安倍政権打倒」などのプラカードを持って参加した。
今回は、15時に狛江駅北口で主催者が趣旨を説明。その後、中央図書館西側の和泉児童遊園に移動し、本町通り〜一中通り〜松原通り〜狛江通り〜世田谷通り〜いちょう通りなど市の中心部3.1kmを約1時間がかりでデモ行進した。
参加したお年寄りは「この暑さで熱中症も心配だが、戦争はもっと心配。平和を守るためには命がけで訴えなければいけない」と汗をぬぐいながら話していた。
同会では、実行委の構成団体のひとつで憲法9条を守るために9の日に街頭活動をしている「こまえ9条の会」との連携で、8月9日12時30分から16時まで狛江駅前で平和や安保補償法案の危険性を訴えるリレー・トークを行うことにしており参加を募っている。また3回目のデモを9月6日17時30分から予定している。
リレー・トークなどの問い合わせは電話03(3480)9761東京土建狛江支部内 戦争なんでイヤだ!狛江市民実行委員会。