Jリーグ・川崎フロンターレが柏レイソルに1対4 : 逆転で完敗

150429frontale 01明治安田生命J1第8節の9試合が4月29日に各地で行われ、川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力陸上競技場で柏レイソルと対戦した。川崎Fは、43分にDF谷口彰悟(#5)が先制したものの、前半のうちに同点にされ、後半3失点して1対4と完敗、5位に後退した。

写真=43分、川崎FのDF谷口彰悟(#5)がヘディングで先制(撮影 : 桑山輝明)


150429frontale 023位の川崎Fは、ホームで連勝して上位との勝ち点差を縮めゴールデンウィークの連戦に弾みをつけたいところ。一方の柏はアジアチャンピオンリーグに出場しており、リーグ戦の成績はいまひとつふるわず12位で上昇のきっかけをつかみたい。連休中のデイゲームで柏サポーターも多数駆けつけ、競技場は20,961人が観戦した。
150429frontale 03試合は、川崎が立ち上がりにチャンスを作りシュートを放つが枠をとらえきれず、次第に中盤でボールを奪い合う一進一退の攻防になった。川崎FはフリーキックのチャンスからMF中村憲剛(#14)の放ったボールを谷口が頭であわせ先制ゴールを決めた。しかし直後の45+1分に柏のMF武富孝介(#15)にゴールを決められ(写真左上)1対1で前半を折り返した。
柏は、後半開始直後の48分にFW工藤壮人(#9)が逆転ゴールを決める(写真右)と勢いを増し、59分に工藤がまたもゴールを奪った。
150429frontale 05川崎Fは、63分にDF角田誠(#3)からFW船山貴之(#15)、74分にMFエウシーニョ#18)からFW杉本健勇(#9)とフレッシュな攻撃陣を投入したが攻撃は実らない。81分には、交替直後の柏のFWクリスティアーノ(#30)にカウンター攻撃でダメ押しのゴールを奪われ3点差となると川崎Fのサポーター席が静まりかえった。川崎は失点直後に小林悠(#11)に替えFW安柄俊(#27)を送り出し反撃を試みるも柏の堅い守りを崩せず大敗を喫した。