川崎市麻生区で麻生川桜まつり : 桜の下でゆるキャラもパレード

150328asaosakuramaturi 03川崎市麻生区3月28日に「平成27年麻生川桜まつり」(麻生観光協会主催)が、同区片平のJAセレサ川崎パーシモンなどを会場に催された。会場周辺の麻生川では、暖かな陽気に誘われ、多くの人が花見に訪れ、ゆるキャラのパレードなどを楽しんでいた。

写真=麻生川をパレードして人気を呼んだ「かきまるくん」と「菜果ちゃん」


150328asaosakuramaturi 01 麻生川の桜は、小田急線新百合ヶ丘駅から柿生駅間の古沢交差点共和橋から柿生新橋までの約1.3kmの麻生川の両岸にソメイヨシノ約240本が植えられている。祭りは、麻生区の桜の名所のひとつ麻生川に親しんでもらおうと、毎年この時期に行われており、期間中は期間中は提灯などつけ地元の柿生中央商店街などが露天を出店する。
この日は、12時30分に式典を行い、多田昭彦区長のほか区の名産品禅寺丸柿のゆるキャラ「かきまるくん」と川崎市内産の農産物「かわさきそだち」の販売促進をするためのPRキャラ「菜果(さいか)ちゃん」が初めて参加。麻生区文化協会会員などが「禅寺丸音頭」「あさおまつり唄」を踊りながら麻生川添いをパレードし、子ども達の人気を集めていた。
150328asaosakuramaturi 02会場では、麻生区文化協会会員やセレサ川崎柿生支店婦人部などが「禅寺丸音頭」「あさおまつり唄」「柿生音頭」「さくら音頭」を踊ったほか、よさこいソーラングループ「輝楽(きら)」が「よっしゃこい」など3曲のおどり、片平白鳥神社のお囃子連の獅子舞などを披露した。会場周辺では麻生区にちなんだ問題を出すクイズラリーも行われ、親子連れなど150人がクイズに答えて景品を受け取った。
午前中に2分咲き程度だったサクラ並木は、気温の上昇で次々と開花が進み、パレードが通る午後には4、5分咲きになる木もあるほどで、桜を下で記念写真を撮る人も多く見られた。

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