小田急線狛江駅北口前のエコルマホールで3月14日、狛江市に半世紀にわたり住み続け国際的に活躍した作曲家にスポットを当てた演奏会「エコルマ・アンサンブルコンサートvol7」が開かれる。
コンサートは、2015年11月に20周年を迎える同ホールの記念プレ企画して催されるもの。エコルマ・アンサンブルは、毎回狛江にゆかりが深い人を取り上げるコンサートで、今回は故・松村禎三と故・三木稔の作品を取り上げ、狛江在住の演奏家や指揮者、市内の合唱団が出演する。
演奏会は15時開演だが、14時30分に両作曲家の子息らが作品の聴き所や観どころについて対談する「プレトーク」が行われる。
第1部は、松村禎三の作品で、大阪万博・松下館B棟のために作曲された邦楽器の曲「詩曲1番」、ピアノとヴァイオリン、フルートの「アプサラスの庭」、ピアノ独奏「ギリシャによせる二つの子守歌」を演奏する。市内在住の箏曲奏者平野裕子さん、市内出身の尺八奏者、善養寺惠介さん、市内在住のピアニスト新納陽介さんらが出演する。
第2部は、東京では初めて演奏される三木稔のオペラ「きみを呼ぶ声」1幕6場。三木稔の娘婿にあたる指揮者・榊原徹さんのほか、202012年度エコルマホール文化芸術活動支援事業に選ばれた市内の女声合唱団コール・レーネがプロのオペラ歌手らと競演し、合唱部分を担当する。
入場は一般3,000円、高校生以下500円。
問い合わせは電話03-3430-4106エコルマホール。