狛江市の事務所で5月26日から6月9日まで「喜多見と狛江の映画祭」 : 内外のドキュメンタリー映画など29本を上映

140526eigasai 01狛江市内の地図製作会社M.A.P.事務所(岩戸北4-10-7 島田歯科2階)で「第2回 喜多見と狛江の小さな映画祭+α」(同実行委委員会主催)が5月26日から始まり、6月9日までの期間中に東日本大震災、原発、沖縄のほかパレスチナ問題などを扱ったドキュメンタリー映画を中心に29本の映画上映と映画監督のトーク、コンサートなどが多彩な催しが行われる。

写真=映画祭の宣伝イベントで狛江駅前を歩くちんどん屋さん(5月26日)


映画祭は、M.A.P.代表で俳優の高山正樹さんが、4年前から同社の事務所を開放し沖縄の現状についてドキュメンタリー映画を製作している知人の西山正啓さんの新作試写会をたびたび開いていたことがきっかけで、昨年初めて催された。期間中、のべ500人以上の観客が訪れ、日本について考えるきっかけとなったなど好評を集めことしも催すことになった。
初日の26日には、映画祭の宣伝にちんどん屋さんが
小田急線の喜多見駅前と狛江駅前を練り歩き、道行く人の注目を集めていた。

スケジュールは
○5月28日19時オープニング企画 映画「3.11日常」+わたなべりんたろう監督トーク

○5月29日11時映画「んで、全部、海さ流した」、14時映画「Go for Broke! ハワイ日系二世の記憶」+マープ フラグループの皆さんによるフラダンス、17時山猫合奏団コンサート「走れメロス」、19時さこ大介ライブ+ZENZAバンド
○5月30日10時映画「非行少年」、13時映画「標的の村」+Milk kyatライブ、16時映画「カメジロー・沖縄の青春」+Milk kyatライブ、19時ユニット8%リーディング「カクテルパーティ」
○5月31日10時30分映画「イヨマンテ〜熊送り〜」、13時映画「アイヌの結婚式」+ヤイレンカの皆さんによるアイヌの踊り、映画「いのちが生まれる聖地」+Milk kyatライブ、19時映画「イザイホウ」Milk kyatライブ
○6月1日10時30分映画「3.11日常」+わたなべりんたろう監督トーク、13時「Go for Broke! ハワイ日系二世の記憶」、16時映画「ゆきゆきて、神軍」+映画プロデューサー安岡卓治さんのトーク、19時映画「非行少年」
○6月2日10時30分映画「飯館村の母ちゃんたち」+古居みずえ監督トーク、13時映画「ぼくたちは見た」+古居みずえ監督トーク、16時映画「自由と壁とヒップホップ」ダンサー・居酒屋酔うへい店主池田洋平さんがゲスト参加、19時映画「ゆきゆきて、神軍」
○6月3日10時30分映画「あしたが消える」+千葉茂樹監督、13時映画「福島 六ヶ所 未来への伝言」+島田恵監督トーク、16時映画「自由と壁とヒップホップ」ダンサー・居酒屋酔うへい店主池田洋平さんがゲスト参加、19時映画「ナイン トゥ ファイブ」+映画「車椅子のジョディ」
○6月4日10時30分映画「ぼくたちは見た」、13時映画「ふじ学徒隊」、16時映画「命どぅ宝の島から」、19時映画「アメリカ帰還兵 イラクに誓う」+映画「反戦イラク帰還兵 普天間に呼びかける」+木村修監督トーク
○6月5日10時30分映画「叙葆光が見た琉球」+琉球舞踊ショー、13時30分映画「アメリカ帰還兵 イラクに誓う」+映画「反戦イラク帰還兵 普天間に呼びかける」+木村修監督トーク、16時映画「飯館村の母ちゃんたち」+映画「福島原発事故と甲状腺がん」、19時映画「んで、全部海さ流した」+中川五郎ライブ
○6月6日10時30分映画「シバサシ〜安里清信の残照〜」、13時映画「叙葆光が見た琉球」+琉球舞踊体験、16時映画「標的の村」、19時映画「獅子たちの抵抗」+西山正啓監督トーク
○6月7日10時30分「のさり〜杉本栄子の遺言〜」西山正啓監督トーク、13時長野たかしライブ、15時人形劇(特別企画・投げ銭)、16時映画「イザイホウ」、19時映画「イヨマンテ〜熊送り〜」
○6月8日10時30分「ふじ学徒隊」、13時映画「脱原発 いのちの闘争」+西山正啓監督トーク、16時映画「アイヌの結婚式」、18時30分「聖ミカエラ学園漂流記」+月蝕歌劇団を主宰する高取英氏のトーク
○6月9日10時映画「いのちが生まれる聖地」、13時映画「あしたが消える」、16時映画「福島 六ヶ所 未来への伝言」
入場料は各回1,200円、3回券3,000円、12回券10,000円(知人との共有可)。学生は各回800円。定員は各回30人で、満員の場合は入場を断る場合もある。
問い合わせは電03-3489-2246M.A.P.
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