Jリーグの村井チェアマンが町田市を訪問、競技場など視察 : 石阪町田市長らと懇談

140314cheaman 03Jリーグの村井満チェアマンが3月14日午後、J3・FC町田ゼルビアのホームタウンの町田市を訪問し市庁舎で石阪丈一町田市長と懇談した後、町田市立陸上競技場とゼルビアの練習場を視察した。

写真=記念写真に応ずる(左から)守屋実相談役、村井満チェアマン 、石阪丈一町田市町、下川浩之社長


140314cheaman 04村井チェアマンがJ3のホームタウンを訪問するのは今回で4カ所目。
市長公室で行われた懇談には、石阪市長のほか笠原道弘文化スポーツ振興部スポーツ担当部長、ゼルビア側から下川浩之社長と守屋実相談役が列席した(写真左)
席上、町田市は40数人のJリーガーを輩出していること、ゼルビアは少年サッカーチームがきっかけでトップチーム(ゼルビア)ができたことなど同市のサッカー文化の歴史や、フットサルとラグビーのトップチームがあることなどが話題にのぼり、約30分にわたり意見交換が行われた。
石坂市長は、昨年開かれたスポーツ祭東京2013で約1400人がボランティア登録し、サッカー、バレーボール、軟式野球、バドミントン大会開催の実績について話した後、「2020年の東京オリンピックでサッカーのキャンプ場として名乗りを上げたいので力添えを」と村井チェアマンに依頼するの発言もあった。

懇談後、村井チェアマンは「町田市は、行政、企業、市民のネットワックがあり、サッカー文化、スポーツ文化が根付いている理想的な街で、Jリーグの100年構想を広める理想の街」と述べ、ゼルビアについては「子どもの夢を育むため、子どもが見て恥ずかしくない言動をすることがクラブの基本理念と聞き、J3のいい見本だと感じた」と高く評価した。五輪のキャンプ地については「JOCが判断することで、選定はフェアでなければならないが、都心から距離も近く、スタジアムがありボランティアなどの支援体制もあるので可能性はあると思う」と話していた。