1月12日、狛江市の多摩川堤防上の道路で狛江多摩川ロードレース(狛江市・狛江市教育委員会主催)が催され、小学生から77歳の高齢者まで490人のランナーがおだやかな日射しの下で健脚を競っていた。参加者はこれまでで最多だった昨年を84人上回り、最多記録を更新した。
写真=新春の多摩川を走るランナー
このロードレースは狛江市民スポレクフェスティバルの一環として開かれる新春のスポーツ行事として親しまれており、今回で44回を数える。ランニングブームで参加者が年々増加、申込者がやはり最多だった昨年より120人と大幅に増えたため、運営に当たっている狛江市陸上連盟では急きょ、小学生の部を1〜3年までの低学年と4〜6年の高学年に2分していたのを、2学年ごとの3クラスに分けるなどの対策を取った。
コースは、堤防上の道路を通称五本松を起点に上流へ走って折り返す2km、5km、10kmの3コースで年齢と性別に応じ14のクラスに分けて行われ、一般男子10km(40歳未満)の部では酒井敦史さんが昨年の1位のタイムを13秒上回る33分51秒で優勝した。
タイムを競うだけでなく、マイペースで走りを楽しむ人も多く、レースはなごやかな雰囲気。ゴール付近では家族や友人に盛んな声援や拍手を送る人の姿も多く見られた。
レース終了後の抽選会では、シクラメンや箱根駅伝のグッズなどがプレゼントされた。