川崎市麻生区の特産品「禅寺丸柿」にちなんで禅寺丸の販売や種飛ばし、皮むきなどカキにちなんだユニークなイベントを行う「禅寺丸柿まつり」(柿生中央商店会主催) が、10月20日9時から15時に小田急線柿生駅南口広場で開かれる。小雨決行。
柿まつりは、約800年前に発見された日本で一番古い甘柿で「柿生」の地名のルーツとなった禅寺丸柿を見直し商店街の活性化をと、柿生禅寺丸柿保存会の協力で95年に初めて開催された。中断時期もあったが 「地域」のまつりとして最近は収穫期に合わせて毎年催しており、2007年からは専修大学の学生がインターンシップとして参加、地域との連携を深めたまつりとなっている。
まつりは川崎市商店街魅力アップ支援事業補助金を活用し、同商店会と川崎商工会議所、専修大学が共催、柿生禅寺丸柿保存会などの協力で催す。
主なイベントは、柿生禅寺丸柿保存会による禅寺丸柿即売会のほか、種飛ばしが9時30分と12時30分、むいたカキの皮の長さを競う皮むきは10時と13時に行われる。ことしは、夏の暑さの影響で禅寺丸柿は不作で収穫量によっては即売が中止になる可能性もある。
特設ステージでは、昭和音楽大学卒業のオペラ歌手丸尾有香さんのミニライブ、地元のよさこい鳴子踊り「輝楽」、柿生中学校吹奏楽部の演奏、同中ダンス部の演技、麻生太鼓、お鏡太鼓の演奏などが催される。
会場では、今年の夏に実施された「浄慶寺のあじさいフォトコンテスト」の入賞作品が展示され、12時から表彰式が行われる。
また、9時30分からチラシ持参による商店賞抽選会(先着1,000人)と禅寺丸柿てんぷら、焼きそば、おにぎり、スイーツなどの模擬店も出店する。また柿生地区の活性化のため市民団体「柿生なう。」がまつりに参加、前髪カットなどのチャリティーイベントを行う。
問い合わせは電話044-951-0843(株)あかもと本舗内 柿生中央商店会事務局。