あさお区民まつり(同実行委員会主催)が10月13日、川崎市麻生区役所で催された。好天に恵まれ会場は朝から大勢の人が訪れ、昨年並の多い約7万人(主催者発表)がステージでの演技や買い物などを楽しんでいた。
写真=特設舞台で人気を集めたXリーグチアリーダーのパフォーマンス
まつりは午前10時に区役所前の道路をパトカーの先導で川崎市消防音楽隊やあさおまつり唄の踊り、区内の21団体がパレード、麻生一輪車クラブの演技や西生田小学生の鼓笛隊に沿道から盛んな拍手が贈られていた。
特設ステージでは、区内などの団体が和太鼓、フラダンス、キッズダンスなどのパフォーマンスを次々と披露、消防局音楽隊のミニライブやXリーグチアリーダーのダンスに大きな人垣ができていた。
駐車場に並んだテントでは区内産の野菜の産直や特産の禅寺丸柿、手作り品の販売、盲導犬育成のための募金、太陽光発電などのソフトエネルギーのPRなどが行われたほか、福島圏の農産物の加工品、民芸品などを販売、長い行列ができていた。
市民館ではホールで「あさおサウンド&ヴィジョン」と題して区内などで活躍する24団体が出演、音楽演奏や踊りのなどが披露され、客席は子どもや家族などの晴れ姿を見ようと多くの人が集まっていた。ロビーには愛好家が育てた華やかな洋ランが展示され(写真右)、熱心に見て回る人も多かった。
区役所のロビーでは老人クラブの作品展、鉄道模型の展示では実物の150分の1の小さなNゲージの電車が走る姿に目を輝かせて見入る子どもたちでにぎわっていた。会場では、夏を思わせる強い日差しを避けて買い求めた食べ物を木陰でのんびり食べる家族連れが多かった。