JFL第28節が10月5日と6日に行われた。FC町田ゼルビアは第2日程の6日に町田市陸上競技場で栃木ウーヴァFCと対戦、栃木の先制を許したが前半のうちに逆転、後半にも1点追加して3対1で勝利、勝点を51に伸ばした。
写真(撮影 : いずれも山本真人)=43分、町田FW鈴木孝司(#9)のPKで逆転
スポーツ祭東京2013(国体)のため、9月の試合がすべてアウェーだった町田は、8月11日以来約2ヶ月ぶりのホーム試合で、3028人が来場した。
試合は、立ち上がりやや緊張気味だった町田が19分に栃木のMF安間ム月(#6)にゴールを許して先制されたが、24分にFW鈴木孝司(#9)がヘディングシュートを決めて同点となり、試合を振り出しに戻した。その後、町田はチャンスを作り、43分に相手ファウルで倒された鈴木が自らPKを決めて前半を2対1の逆転で折り返した。
町田は後半、攻勢に出る栃木の対応に終われる時間が続いたが、GK相澤貴志(#21)のビックセーブ(写真右)で凌ぎ、79分にMFアンデルソン(#11)が左足で豪快なだめ押しゴールを決めて試合を決定づけ、久々のホーム試合を勝ち取った。
JFLの残りは6試合。町田は現在1位との勝ち点差は9だが、1位AC長野パルセイロ、2位カマタマーレ讃岐、3位SC相模原との直接対決を3試合残している。
試合後の会見で猪瀬直木監督代行は「1戦1戦をチームがどういうモチベーションで挑んで結果を出していくかが大事。次の長野戦、その次の讃岐戦を選手たちは楽しみにしています。やるべきことをやって、あとから結果がついてくる。諦めていません」と気を引き締めていた。
次のホーム試合は、10月26日14時からカマタマーレ讃岐と対戦する。