川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムが2周年フェア:原画の特別展示や記念グッズに人気


130903fujikomuseum 08川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム(川崎市多摩区長尾2-8-1)が、開館2周年を迎えた9月3日に原画2点の特別初公開など記念イベントを開催、人気キャラクター「ドラえもん」などのグッズを身につけた客などでにぎわった。

写真=ドラえもんにちなんだ衣装を着て記念写真をとる来場者
(c)Fujiko-Pro



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写真提供=川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム

同館は、ドラえもんの誕生日(2112年9月3日)の100年前にあたる2011年9月3日にオープン、8月28日には来館者が100万人を超えた川崎市の観光人気スポット。通常、火曜日は休館日だが、開館2周年にあたるこの日は特別に開館した。同館によると、この日の入場券は発売開始日から反応が早く、入館の早い時間帯は早々に売り切れたという。
人気を集めたのは、
2周年記念のロゴの周りにAR(Augmented Reality=拡張現実)技術を使った特殊なマーカーが貼り付けられた「すこしふしぎパネル」を持つ記念撮影(写真左) アプリケーションソフト「GnG」をダウンロードしたスマートフォンにかざすとパネルでは見えないドラえもんやケーキ、「ハッピーバースデー」などの文字が浮かび上がる仕組みで、来場者を喜ばせていた。
このほか展示室では、
イーゼルの上に「ドラえもん」連載開始前の『小学四年生』(1969年1月号)に掲載された予告編の原画と、1970年の『小学二年生』1月号に掲載された第1話「未来から来たドラえもん」カラー扉の原画が公開された。原画は写真撮影が可能で、絵を撮影するだけでなく、原画と一緒に記念撮影する(写真右下)観客も多かった。
130903fujikomuseum 04カフェでは、パンケーキやドラえもんスフレアイスなど
2周年記念バージョンのスイーツの注文が相次ぎ、ショップでも記念グッズに人気が集まっていた。
入場者はリピーターが多く、
オープン時に1番で入場し、今回が4回目という仙台市の水上尚子(31)さんは、開館後に生まれた息子と6歳の娘を連れ、ドラえもんにちなんだ衣装を着て入場。水上さんは「来館するたびに展示に変化があり、新しい発見ができて楽しい」と笑顔で話していた。
記念フェアは9月30日まで。展示室のすべての作品を本原画で9日まで期間限定で展示するほか、「のび太のねじ巻き都市冒険記」のアイデアノートの特別展示や新作の単編映像を公開する。
問い合わせは電話0570-055-245。HPはこちら>