JFL・FC町田ゼルビアはAC長野パルセイロに完封負け:守備崩壊、2度目の4失点


130623zelvia  01JFL 第17節の試合が6月22日と23日に行われた。第2日程のFC町田ゼルビアは23日にホームの町田市立陸上競技場でAC長野パルセイロと対戦し0対4で完敗、前節と変わらず3位にとどまったが、勝点差は6に広がり、天皇杯のシード権も逃した。

写真(撮影 : いずれも山本真人)=長野の攻撃を食い止める町田DF深津康太(#5)


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前にボールを運ぶFW鈴木孝司

町田は、試合の入りは順調だったものの、連携がいまひとつで次第に長野にボールを支配され守備に追われる時間が長くなり、シュート数は互いに3本で無得点で前半を折り返した。
ハーフタイムで町田はFW木島徹也(#14)を下げ、MFアンデルソン(#11)を投入したが、起点は作れず54分、56分と立て続けに長野FW宇野沢拓次(#10)にゴールを奪われた。反撃したい町田は早めに選手を替えたが、リズムを変えることができず、75分とアディショナルタイムにも失点し、今季2度目の4失点という結果に終わった。
試合後秋田監督は「采配ミスと言われても仕方がない」と試合を振り返り、後半に向けて「得点力を強化し、守備の(好不調の)波をなくすことを考えていきたい。強いメンタリティーを持ちながらぶれない安定したプレーを継続できるよう練習する」と話した。しかしクラブは、試合翌々日の25日に秋田監督の解任と楠瀬直木強化・育成統括本部長の監督代行就任を発表した。
次のホームゲームは6月30日15時から、4位のソニー仙台と対戦する。