ナビスコカップ・川崎フロンターレが大宮アルディージャに完封勝利 : 決勝トーナメント進出の可能性広がる


20130515frontale  03サッカーのヤマザキナビスコカップ予選リーグ第6節の6試合が5月15日に行われた。A組の川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力競技場で大宮アルディージャと対戦、FWパトリック(#18)とMFレナト(#10)のゴールで2対0で勝利、勝点10でグループ2位に浮上、決勝トーナメント進出に大きく前進した。一方、大宮は勝点をのばすことができず予選リーグ敗退が決まった。

写真=6分、川崎FWパトリック(#18)の先制ゴール



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写真(撮影 : 桑山輝明)
51分、MFレナト(#10)の
追加

川崎は前節まで勝点7(4試合終了)の3位で、残り2試合に勝利できれば自力で決勝トーナメントに進出できる。一方の大宮は勝点6(5試合終了)の4位で、この試合が予選リーグ最後となり、決勝トーナメント進出は他チームの結果次第というわずかな可能性しか残されていなかった。
川崎は、今季入団発表後にひざの手術をしたFW安柄俊(#27)が初出場、DF福森晃斗(#22)も初スタメンで起用するなどフレッシュなメンバーでのぞんだ。
試合は、立ち上がりから攻勢をかける川崎が、6分にコーナーキックからFWパトリックがヘディングで先制。その後は一進一退の攻防が続き、前半を1対0で折り返した。

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写真=後半、川崎ゴール前を守る選手たち

川崎はハーフタイムに、安に替えFW矢島卓郎(#9)を投入。51分にレナトが流れのなかから追加点を決めて2点差とした。大宮は54分に前線の選手を2人入れ替え、後半のシュート数は川崎2本に対し大宮7本と猛攻を仕掛けたが、2年ぶりの決勝トーナメント進出をかける川崎が全員守備で、失点ゼロに抑えて勝利した。
Aグループで前節まで勝点が並んでいた
1位の横浜F・マリノスが同2位のジュビロ磐田に勝利して勝点12となり単独トップとなった。
決勝進出をかけた川崎の次の試合は5月22日19時からShonan BMWスタジアム平塚でベルマーレ湘南と対戦。2位に入れば決勝トーナメント進出が決まる。