JFL第4節の試合が3月30日と31日に行われた。第2日程のFC町田ゼルビアは町田市陸上競技場でホンダロックSCと対戦。町田は再三チャンスを作るが、ホンダロックの堅い守備に阻まれてスコアレスドローに終わり、前節の7位から11位に後退した。
写真(撮影、いずれも山本真人)=ホンダロックのゴールに迫る町田FW木島徹也(#14)
開幕戦を落とした後、アウェー2試合で1勝1分けと攻守がかみ合ってきた町田は、ホーム初勝利でサポーターを喜ばせたい。一方、3連敗のホンダロックは、なんとしても連敗を止めて勝点を奪いたいところ。
試合は、町田が前半ゲームを支配して再三チャンスをつかむものの、ハードワークで堅い守備を誇るホンダロックの好守に阻まれ、前半を0対0で折り返した。
町田は、FW木島徹也(#14)が52分に1枚目のイエローとなり、異議を言い続けて2分後に2枚目のイエローをもらって退場した。後半の早い時間帯に数的不利に陥った町田は、「守りながらカウンター狙いをする」(試合後の秋田監督のコメント)しかなくなった。このため前半5本だったシュートは、後半は途中交代で入ったMF小川巧(#8)とFW岸田和人(#30)のわずか2本、審判の微妙な判定もあり、ゴールを割ることができなかった。
木島のカードについては秋田監督は「毎試合前に『体は熱く心は冷静に』と話しているが」と苦笑い。「1枚目をもらった時に交代の準備をしていたが、2枚目が早かった」と悔しさを押し殺した表情で語り、勝てなかったことについては、数的不利ではなく「チャンスに決めきれないのが一番の問題」と振り返った。
次のホームゲームは4月7日14時からHOYO大分と対戦する。