冬休みに開かれる高校生のサッカー、バスケット、弓道、バレーボールの全国大会に神奈川県代表として出場する川崎市内の高校生アスリート73人が、12月11日に川崎市役所を訪れ、阿部孝夫市長に全国大会での健闘を誓った。
市庁舎講堂で行われた表敬訪問・激励会には、第91回全国高校サッカー選手権大会に2年連続7回目の出場を果たした桐光学園サッカー部員20人 第43回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会に4年ぶり3回目の出場の同学園男子バスケットボール部員15人、第31回全国高等学校弓道選抜大会男子個人の部に出場する市立商業高校の弓道部員1人、第65回全日本バレーボール高等学校選手権大会にアベック出場する市立橘高学男子部員23人(7年連続13回目)、女子部員14人(19年連続20回目)と各部の顧問、監督、マネージャーや学校長ら総勢91人が参加。阿部市長のほか渡邊直美教育長、斉藤義晴川崎市スポーツ協会会長などが出席した。
3校の学校長の挨拶の後、各校の選手らが紹介され、それぞれのキャプテンが「神奈川県、川崎市の代表としての誇りを持ってがんばります」などと抱負を述べた(写真左)。
阿部市長は「全国大会出場おめでとう。日ごろの練習の成果を発揮したことで(全国大会出場という)いい結果につながり、小・中学生にも目標になり、元気と勇気を与えることになった。144万市民みんなで応援するので、体調管理に気をつけて悔いのない試合をしてほしい」と激励、記念品を手渡した(写真右)。
高校サッカーは12月30日から1月14日まで首都圏各地で試合が開催され、ことしのインターハイ8位で1回戦シードの桐光学園は、1月2日14時10分から横浜市のニッパツ三ツ沢球技場で三重県・県立四日市中央工業高校と対戦する。
高校バスケットは12月23日から29日まで広島県総合体育館で催され、23日16時30分から大分県・県立大分舞鶴と対戦する。
高校バレー選手権は1月5日から13日までさいたまスーパーアリーナなどで開かれ、川崎橘高校男子は5日14時45分から大分県・県立大分工業高校と、ことしインターハイで優勝した女子は6日13時50分から愛知県・人間環境大学岡崎学園と大阪・建国高等学校の勝者と対戦する。
高校弓道大会は12月24日から26日まで相模原市総合体育館で開かれ、市立商業の選手は24日14時からの個人戦予選に出場する。
桐光学園サッカー部とバスケット部は、市役所の表敬訪問に先だって麻生区役所の激励会に出席、横断幕を贈られた。