Jリーグ・川崎フロンターレがFC東京を2対1で下す : 20回目のクラシコ


120922frontale02Jリーグ26節9試合が9月22日に行われた。川崎フロンターレは調布市の味の素スタジアムでFC東京と対戦、2対1で勝利し19節(7月28日)以来の勝ち星を手に入れた。

写真=46分、川崎FW楠神順平#16の先制ゴール(撮影 : 山本真人)


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リーグ戦初ゴールに涙を浮かべる川崎DFジェシ#5

20回目となる「多摩川クラシコ」は、前日からさまざまなイベントが催され、味の素スタジアムは34,822人の観客で埋まり、試合前から熱い応援を繰り広げた。
川崎のホーム等々力で行われた前回のクラシコ(第5節)は、FC東京が1対0で勝利し、川崎の相馬直樹前監督が退陣するきっかけになっており、川崎としてはリベンジを果たしたいところ。
試合は、前半にFC東京がボールを支配し何度もチャンスを作り9本のシュートを打ったが、川崎のGK杉山力裕#1やDF陣の好守に阻まれゴールを割れず、前半を0対0で終えた。
川崎はハーフタイムでFWと両サイドバックの位置取りなどを修正、それが功を奏して後半開始直後の
46分にFW楠神順平#16が先制のゴールを決めた。さらに54分にFC東京のファウルで得たフリーキックのチャンスにMF中村憲剛#14があげたボールをDFジェシ#5が頭で合わせ、自身リーグ戦初ゴールとなる追加点をあげた。
クラシコで負けられないFC東京はここから反撃、川崎の杉山らの好守備で得点できなかったが、
交代で入ったFWエジミウソン#9が88分に川崎のミスボールをつないでゴール。さらに5分のアディショナルタイムに猛攻を仕掛けたが、川崎が体を張って逃げ切った。