J1 リーグ第21節の試合が8月11日に行われ、川崎フロンターレは、川崎市中原区の等々力競技場でサガン鳥栖と対戦した。川崎は前半19分にMF中村憲剛#14が先制ゴールを上げたが、後半に入って55分にオウンゴールで失点、続く57分に鳥栖のFW豊田陽平#11に逆転ゴールを奪われた。さらに62分には鳥栖のファウルで得たペナルティキックを外して同点の好機をつぶし、結局2対1で敗れた。
写真=先制ゴールを決めてガッツポーズのMF中村憲剛#14
気温28.1度、湿度72%と蒸し暑さの中で行われた試合は、ゆっくりとしたテンポで始まり、次第に川崎がボールを支配、新加入のMF風間宏希31のシュートこぼれ球を中村が決めて先制した。その後、得点チャンスが何度かあったが決めきれず、前半を1点リードで折り返した。
後半は、ハーフタイムに「活を入れられた」鳥栖が攻撃に転じ、川崎ゴール前の混戦からオウンゴールで同点に追いつき、2分後に豊田が逆転ゴールを決めた。対する川崎はFWレナト#10を投入し、攻勢に転じた。リードした鳥栖はシステムを変えて守備を固めた。61分にペナルティエリアに入った川崎MF大島僚太#30が倒されPKのチャンスを得たが、FW小林悠#11のシュートを鳥栖のGK奥田達朗#12がクリアー、絶好の同点機を逃した。川崎はその後もチャンスを作ったが、鳥栖守備陣のハードワークでゴールを割ることができず敗戦を喫した。
川崎の次のホームゲームは、8月25日19時から名古屋グランパスと対戦する。