多摩川はさんで川崎市と世田谷区が花火大会競演:8月18日に

夏の夜空を彩る「川崎市市制記念多摩川花火大会」が8月18日、川崎市高津区諏訪の二子橋と第三京浜の間の多摩川河川敷で催される。対岸の「世田谷区たまがわ花火大会」も世田谷区立二子玉川緑地運動場で同時開催されるため、趣向を凝らした華麗な火の競演が楽しめそうだ。当日荒天の場合は19日に順延。


川崎の花火大会は昨年は東日本大震災の影響で10月に延期して開催されたが、ことしは例年通りの8月開催となった。ことしは政令指定都市移行40年と大震災に遭った東日本の希望あふれる未来を願って「新たな旅立ち〜希望・未来へ〜」をテーマにした。19時から20時にかけて約6000発を打ち上げるほか、ご当地アイドルグループの川崎純情小町のステージ(18時30分〜19時)、「縁日通り」で東日本大震災被災地の産品の販売(15時〜20時30分)などを行う。
世田谷区は昨年は大震災の影響で中止となったが、ことしは区制施行80周年と世田谷区民の未来への希望、東日本大震災の被災者の希望などを織り込んで「希望〜みんなで支え合い輝く未来へ〜」をテーマに開催することになった。19時から20時まで区制80周年を記念した花火などを打ち上げるほか、17時30分から和太鼓や囃子、合唱などのステージを催す。
当日は周辺道路で17時から22時頃まで交通規制が行われるほか、会場には駐車場がないため、徒歩や公共交通機関の利用を呼びかけている。
川崎側の問い合わせは044(200)3900サンキューコールかわさき、当日はテレドーム0180(99)3932。
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