「川崎のあじさい寺」の名で親しまれている川崎市多摩区長尾3丁目の妙楽寺で6月17日、「あじさいまつり」(長尾の里あじさいまつり実行委員会主催)が催される。
同寺には、本堂南西側と山門南西側の斜面に28種約1000株のアジサイが植えられており、毎年6月中旬から下旬にかけて赤や青、白など大輪の花が境内を埋めるように咲き、川崎市内をはじめ首都圏各地から大勢の見物客が訪れる。
川崎市内で指折りの花の寺を地元の手で盛り上げ、多くの人に親しんでもらおうと、長尾町会などで実行委員会を結成して「長尾の里あじさいまつり」を毎年花の時期に催しており、今回で15回目となる。
ことしも10時から15時までセレモニーをはじめ、野菜、手作りクッキー、焼きそばなどを販売する模擬店、花の鉢の無料配布(11時と13時30分からの2回)などが行われる。
同寺によると、花の咲き具合は日当たりによって異なるが、現在ほぼ5分咲きという。
同寺へはJR南武線宿河原駅下車徒歩約25分またはJR南武線・小田急線登戸駅からバス「長尾」または「切通し」下車徒歩約10分。
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