リニア中央新幹線をテーマに沿線住民がシンポジウム : 4月21日に川崎総合自治会館

東京-名古屋-大阪を結ぶリニア中央新幹線計画の必要性を市民レベルで考えるシンポジウムが4月21日18時から20時30分まで川崎市総合自治会館ホールで開かれる。


シンポジウム「あなたの真下を「リニア」が通る〜リニア中央新幹線は必要なの?」は、リニア新幹線ルートにあたる川崎市、相模原市、横浜市、町田市、稲城市などの市民で2011年11月に発足した「リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会」などが主催する。
深い立坑による環境破壊や9兆円とも言われる巨額の工事費によるJR東海の財政への影響、電磁波による健康被害などの問題点を明らかにし、リニア新幹線の必要性を講演と
パネルディスカッションの検証する。
講演は、前半が「鉄道の未来」(角川書店)、「毎日乗っている地下鉄の謎」(平凡社)などの著書を表す鉄道ジャーナリストの梅原淳さんが「リニア新幹線に未来はあるか?」をテーマに、後半は慶応大学教授でリニア・市民ネット代表の川村晃生さんが「リニア・スピードの原罪」をテーマに話す。
講演後のパネルディスカッションは、梅原淳さんと川村晃生さんのほか、リニア市民ネットの縣樋哲夫さん、JR東海労働組合書記長小林光昭さん、川崎市市議会議員猪俣美恵さんが参加、問題点を明らかにする。
参加は資料代500円。
問い合わせ連絡先は042-565-7478かけひさん。