川崎市麻生区と日本映画大学が3月3日に南相馬のドキュメント映画上映とシンポ :映画がつなぐ被災地とあさお

川崎市麻生区の日本映画学校と麻生区が、3月3日13時から小田急線新百合ヶ丘駅北口の日本映画大学新百合ヶ丘キャンパス大教室で、東日本大震災の被災地・南相馬市で撮影した新作ドキュメンタリー映画「相馬看花(そうまかんか)-第一部 奪われた大地の記憶-」の上映とシンポジウムを開催する。

この催しは、麻生区地域課題対応事業として「映画がつなぐ被災地と麻生」をテーマとして開催、撮影した映画監督と映画に登場する人々がシンポジウムのゲストとして出席する。
映画は、津波、放射能汚染、強制退去にさらされた「相馬野馬追」で知られる南相馬市の下江井地区の人々が、家畜などを残し、複雑な思いを抱えて避難する様子を記録したもので、上映時間は111分。日本映画大学の前身・日本映画学校OBの映画監督・松林要樹さんが撮影した。
シンポジウムには、松林監督と南相馬市議議員で農産物販売所「いととんぼ」共同代表の田中京子さん、同・寺内テル子さん、同・西山キミ子さん、同・斎藤佳子さん、JAそうま理事・田中久治さんが参加、日本映画大学の安岡卓治教授が司会進行する。
映画とシンポの参加は、麻生区民・在勤の人に限られる。
希望者は往復葉書(1枚で2人まで)に、郵便番号・住所・氏名・年齢・電話番号を書き、〒215-8570 麻生区役所地域振興課へ2月20日まで(必着)に送る。定員は100人で応募多数の場合は抽選となる。
問い合わせは
電話044-951-2511日本映画学校。
映画の内容などの詳細は日本映画大学のHP(こちら>)。