狛江市役所で消防演習:大地震に備えよう、はしご車使い市職員など約180人訓練

120210ensyu04大地震に備えようと狛江市役所で2月10日、はしご車など車両7台を使い、市職員による自主防災組織や狛江消防署員など約180人が参加する消防演習が行われた。

写真=逃げ遅れた職員を市役所屋上からはしご車で救出


120210ensyu06訓練は、多摩地区で起きた巨大な直下型地震により市役所2階の給湯室で火災が発生したという想定で実施された。
各フロアの職員が、来庁者を戸外に誘導して避難すると同時に、消防署員が到着するまで職員が火災現場で初期消化を行った。また逃げ遅れた職員2人を4階建ての市役所屋上からはしご車で救出した。
参加した職員は「いつ起きるか分からない巨大地震に備えよう」と真剣な表情で訓練に臨んでいた。
約20分の訓練の後、2班に分かれて消防署員の指導で、消火器を使った初期消火の体験とAEDの使用法の説明(写真左)を受けた。
狛江消防署は、狛江市とともに「安心・安全なまち『狛江』」をめざしており、同署、狛江市消防団と市内の商店や企業・事業所が連携して行う自主消防訓練に熱心に取り組んでおり、同署管内では2月9日に「火災による死者ゼロ」の日数が2200日に達した。


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写真(左から)=各フロアの避難状況を報告、屋上からの救出者、職員による初期消火