FC東京が1月28日、小平市美園町のルネこだいらで、ことしのキャッチフレーズ、新加入選手など新体制発を発表、新たに指揮を執るランコ・ポポヴィッチ監督が「毎試合勝利をめざし、魅力的なサッカーを見せて味スタを満席にしたい。髙い目標を持ち、1年だけで結果を出すのではなくしっかりとした土台を作って継続してい結果を出し続けることが必要」と力強く抱負を語った。
写真=ランコ・ポポヴィッチ監督(中央)と新入団選手
会場にはソシエ会員が参加、阿久根謙司社長、ポポヴィッチ監督(写真左)、立石敬之強化部長と新入団選手などが出席した。
阿久根社長は「(昨シーズンは)J2優勝、J1復帰、天皇杯優勝ができました。昨シーズンは、勝つために何をすべきか、何をしてはいけないのかを選手でとことん話し合い練習で精度を高め、結果を残せました。チームとクラブが一体になったからこそ、結果につながったと思い、これを今シーズンにつなげていきたい。ことしは強くなってJ1へ、を証明する1年になると思います。また、クラブ創設以来、念願だったアジアへの道、ACLの舞台が待っています。ことし1年、より一層のご支援、ご声援をよろしくお願いします」と挨拶した。
続いて立石強化部長が「リーグ戦、ヤマザキナビスコカップ、天皇杯、FUJI XEROX SUPER CUP、そしてACLの5つの大会を戦える選手を揃えた」と新入団選手を紹介した。
新たに加入したのは加賀健一(かが・けんいち/28歳/DF/背番号5/ジュビロ磐田)、太田宏介(おおた・こうすけ/24歳DF/6/清水エスパルス)、長谷川アーリアジャスール(はせがわ・あーりあじゃすーる/23歳/MF/8/横浜F・マリノス)、渡邉千真(わたなべ・かずま/25歳/FW/11/横浜F・マリノス)、 河野広貴(かわの・ひでき/21歳/MF/17/東京ヴェルディ)の移籍組、新卒の丸山祐市(まるやま・こういり/22歳/DF/16/明治大学)、林容平(はやし・ようへい/22歳/FW/23/中央大学)、ユースから昇格した橋本拳人(はしもと・けんと/18歳/MF/37/FC東京U-18)のほか、この日は参加しなかった韓国U22代表のチャン ヒョンス(20歳/DF/30/遠征大学)も加入、レンタル移籍からの復帰や完全移籍した選手を含め33選手でシーズンに臨む。
ことしのチームスローガンは『COA Football』。CはCollective(組織的)、OはOffensive(攻撃的)、AはAttractive(魅力的)の頭文字と、首都東京をイメージする「コア(中心)」の意味を込め、「首都東京で選手一人ひとりが攻撃的かつ組織的で魅力的なサッカーをめざし、日本を代表するチームとなる」ことと説明した。