Xリーグ・ファーストステージのイーストディビジョン第5節富士通フロンティアーズとブルザイズ東京の試合が10月22日16時30分から川崎球場で行われた。フロンティアーズはブルサイズに先制タッチダウン(TD)を許したが、その後9本のTDを決めて63対7と圧勝、4勝1敗で準優勝した。
写真=第1Q、7分16秒に富士通DB植木大輔が75ヤードのキックオフリターンTDで同点
前節、宿敵の鹿島ディアーズに敗戦したフロンティアーズは、これまで出場機会が少ない選手をスタメンに起用したためか、立ち上がりの攻撃がかみ合わず、攻撃権がブルサイズに移った直後に54ヤードのタッチダウンパスを許して先制(写真左)された。
このTDでロンティアーズの攻撃が目覚め、直後にブルサイズのパントをキャッチしたディフェンスバック(DB)植木大輔が75ヤードを一気にかけ抜けキックオフリターン(KOR)TDを決めてわずか14秒で同点に追いついた。11分17秒にはランニングバック(RB)平澤匠美(#29)が逆転のTDを決めた。第2Qに入るとスタメンのクォーターバック(QB)平本恵也(#4)のパスがさえ、3本のTDを重ねて、前半を35対7で折り返した。
後半に入っても第3Q、第4Qでそれぞれ2本のTDを奪い、ブルサイズの攻撃をはねのけた。
セカンドステージAブロックに入ったフロンティアーズは、11月13日14時30分から川崎球場で、セントラル3位のアサヒビールシルバースターと、11月20日14時30分から大阪市の長居陸上競技場でパナソニックインパルスと対戦する。