JFL後期第12節の試合が10月22日と23日に行われ、FC町田ゼルビアは第2日程の23日に町田市立陸上競技場で首位のSAGAWA SHIGA FCと対戦した。開始1分に先制したゼルビアは、終了間際の89分に追いつかれたがものの、アディショナルタイムに追加ゴールを奪って2対1で勝利、2位に浮上した。
写真(撮影:すべて山本真人)=開始直後、MF酒井良(#11)の先制点に喜ぶ
試合は開始直後、ゼルビアのMF酒井良(#11)のミドルシュートが見毎に決まり先制。その後ゼルビアは、何度かチャンスはつくるが、首位のSAGAWAも中盤でプレスをきかせ双方得点できず、拮抗した状態で折り返した。
後半に入りしばらくはゼルビアのペースで進み何度か決定機を迎えるが、GK正面やクリアされて追加点は奪えず、71風に足に不安のあるFWディミッチ(#10)に替え、チャンスメーカーのMF北井佑季(#19)を投入した。
しかし、首位の維持を見せたいSAGAWAは、次第に攻勢に出て途中交代のFW竹谷英之(#15)が89分に同点ゴールを決めた。
このまま終了かと思われたアディショナルタイムの90+4分に、ゼルビアMF鈴木崇史(#17)が決勝ゴールのミドルシュートを決め(写真左)2対1で劇的な試合の幕が降りた。
勝ち点42となったセルビアは、上位チームが勝利しなかったため、得失点差で2位となった。
写真(左から)=SAGAWAが攻撃、ゼルビアMF北井佑季(#19)の攻撃を阻むSAGAWA、劇的勝利にゲートフラッグを掲げて喜ぶゼルビアサポーター