JFLサッカー協会に所属するFC町田ゼルビアが、8月13日に国立西が丘サッカー競技場で行われた天皇杯東京都代表戦となる第16回東京都サッカートーナメント大会の準決勝戦に出場し明治大学と対戦、3対1で勝利して決勝戦に進んだ。都内のもうひとつのJFLチーム・横河武蔵野FCは専修大学と対戦、6対0で専修大学が勝利した。この結果、8月27日18時から同競技場で行われる東京都代表の決勝戦は、FC町田ゼルビアと専修大学が対戦する。
写真=84分、3点目を決めて喜ぶ町田ゼルビアのFW勝又慶典(#7)とイレブン(撮影:いずれも山本真人)
ゼルビアは2010年はJFLシード枠で天皇杯に出場しJ2のヴェルディ川崎を破ったが、ことしは都の予選からの参戦となった。
第1試合(15時30分)のゼルビアは、試合開始からボールを保持してゲームを支配するもののゴールを奪えない状態が続いたが、41分にMF鈴木崇文がフリーキックで先制して前半を折り返した。
後半、MF北井佑季が交代直後の60分に明大DFをかわしてゴールを決めた。75分、一瞬のスキからゼルビアのゴール前まで相手にボールを運ばれ混戦のなかで得点を許したが、84分にFW勝又慶典がゴールを決め、社会人の貫禄を見せて大学生チームを振り切り、決勝戦にコマを進めた。
写真=途中出場で活躍する町田ゼルビアのMF北井佑季(#19)