Jリーグ20節の試合が8月6・7日に行われ、川崎フロンターレは第1日程の6日等々力陸上競技場でセレッソ大阪と対戦した。川崎Fは、C大阪に前半2本のゴールを許す苦しい展開となり、64分にMF登里享平のゴールで1点差に追いついたもののその後ゴールを割れず1対2で、ホーム2連敗となった。ナビスコカップを挟んでリーグ戦3連敗となり、トップとの勝点差11の6位に後退した。
写真=11分、セレッソ大阪のMF清武弘嗣が先制
川崎Fは、試合直前の練習で故障したDF小宮山尊信に代わりMF柴崎晃誠を先発起用、MF田坂祐介が最終ラインに回るという練習でもためしたことのない布陣を組むアクシデントに見舞われた。
試合は、川崎Fは立ち上がりの再三のチャンスをセレッソ大阪の守備陣の好手に阻まれ、11分にMF清武弘継に先制され、36分には一瞬のスキから奪われたボールでMF倉田秋にゴールを許した。
川崎Fは、後半もパスがなかなか通らずチャンスを生かせなかったが、64分にMF田坂のシュートのこぼれ球をゴール前に詰めたMF登里享平が押し込み1点を返した。その後は、攻撃にリズムが戻り始め、後半はC大阪の倍以上の12本のシュートを放ったものの、相手の好守やフィニッシュの精度に欠けてゴールを奪えず、試合終了となった。