川崎市麻生区万福寺の川崎市アートセンターで2月27日に市民が作った3分間のビデオを同センターのアルテリオ映像館の大きなスクリーンで映す作品上映会が開かれる。
写真(上から)=パソコンで編集作業する講座、新百合ヶ丘駅前でインタビュー体験(いずれも川崎市アートセンター提供)
上映会は,同センターが昨年10月から開いている「3分間ビデオ制作入門講座」の最終会にあたるもの。講座は「押し入れからビデオカメラを救いだそう」を合い言葉に、2009年に初めて開かれた。撮影の仕方やパソコンを使ったた編集、ナレーション、テロップ、音楽の挿入などの技術を学ぶもので、好評を呼んだ。
2回目のことしは「フツーの仕事がしたい」(英国・第17回レインダンス映画祭などでベストドキュメンタリー賞受賞した映像作家土屋トカチさん、「ごみは蘇る」(地球環境映像報道賞受賞)などを制作した自主ビデオ制作プロダクション代表の松原明さんを講師に、20代から60代の14人が受講した。
撮影・編集技術、アートセンターの紹介ビデオ撮影、小田急線新百合ヶ丘駅でび1の街頭突撃インタビューなども体験し、それぞれの視点でテーマや被写体を見つけて3分間の作品にまとめた。
当日は午後5時30分から受講生と講師、昨年の受講生の作品も上映する。
入場は無料。
問い合わせは☎044(955)0107川崎市アートセンター 福岡さん・村上さん。