2010年のJリーグを締めくくる「2010Jリーグアウォーズ」(年間表彰式)が12月6日に東京都文京区の東京ドームシティで開かれ、ベストイレブンなどの表彰が行われた。注目の最優秀選手賞(MVP)には、名古屋グランパスの初優勝に貢献した守護神の楢崎正剛選手が選ばれた。MVPにGKが選ばれたのは初めて。
写真=クリスタルの盾を持つベストイレブン
アウォーズには、リーグ優勝した名古屋の全選手、J1各クラブ代表選手とJ2で優勝した柏レイソルなどの選手らが出席した。
川崎フロンターレからは、優秀選手に選ばれた中村憲剛、FC東京からは今野泰幸の両選手が出席した。今シーズンケガのため出遅れたが19試合で14得点をあげ得点ランキング5位の結果を残してFW部門の優秀選手に選ばれた川崎のジュニーニョ選手は帰国のため欠席した。
タキシード姿で舞台に登場した各選手は、ピッチとは違った雰囲気にやや緊張した面持ち。客席には選手や家族、スポンサーなど関係者が並んだ。各チームのサポーターはバルコニー形式の2、3階席に座り、ひいきチームの選手が姿を見せると拍手を送っていた。