神奈川県立多摩高校陸上部が全国高校駅伝に3年連続出場 : 部員が阿部市長を表敬訪問、活躍誓う

101129tamakou01 12月26日に京都市で開催される第61回全国高等学校駅伝競走大会に、神奈川県代表として3年連続の出場を果たした川崎市多摩区の県立多摩高校陸上競技部男子部員らが、11月29日に川崎市役所を訪問、阿部孝夫川崎市長に「20位以内を目標にがんばります」と本番に向けて意欲をみせていた。


市役所を訪れたのは石塚昭司同高校長、陸上部顧問の深谷昌昭教諭、部員9人で、市役所特別会議室で阿部市長や金井則夫教育長らと面談した。

まず石塚校長が「3年連続県代表となり、その都度こうして市長から激励していただき感謝してます。ことしはまた、合唱部がハンガリーに親善交流団演奏をする前にも市長にお目にかかり、文化と運動の両方で活躍できました。今回の県大会は1区(10km)を1番でタスキを渡したので、安心して見ていられました。本番ではこのなかから7人が走ります」とあいさつ、深谷顧問が部員を1人ずつ紹介した。
本廣大裕キャプテン(3年)は「ことしは全国大会を目標に練習に励み、県大会では一昨年、昨年よりタイムが上がりました。全国大会では、神奈川県代表として恥ずかしくない走りをしたいので、応援をよろしくお願いします」と抱負を語った。
101129tamakou 02 阿部市長は「ことしは2位に3分以上の差を付け、7区間中6区間で1位通過と、ぶっちぎりの優勝でしたね。体調を崩さずこの勢いを全国大会につなぎ、都大路では気負わず普段の力でがんばってください。川崎市民、神奈川県民とともに応援します」と励ますとともに、水分補給が十分行えるようにと健康飲料水を贈った(写真左)
前任校の生田東も含め顧問として6度目の全国大会出場となる深谷教諭は「ことしの県大会は、エースの藤澤怜欧と競い合って力をつけた2番手の坂本貴則を1区に起用し、3区(8.3km)で追いつくつもりで出場しました。しかし1区からトップを守り抜いて勝てました」と県大会の結果を分析、「
全国の強豪校のレベルにはまだまだ差がありますが、2回目、3回目の出場選手も多いので、10番台をめざしたい」と目標を明らかにした。
選手たちは「都大路が最後の走りとなる選手も多いので、一昨年、昨年に惨敗したリベンジを果たして、神奈川県の出場ナンバー14に近づきたい」と意欲を燃やしていた。
全国大会は、京都市西京極総合運動公園陸上競技場を発着点に、男子は午後12時30分にスタートし、7区間42.195kmでタスキをつなぐ。