川崎市に残された戦争遺産や江戸時代から続く老舗料亭、新聞製作の最新印刷工場、イルミネーションなどめぐる川崎産業観光バスツアーが12月17日に催され、参加者を募集している。
このツアーは、工業都市として発展してきた川崎市の産業遺跡とその魅力を市民に知ってもらおうと、川崎市と川崎市観光協会連合会が企画協力し、旅行代理店が定期的に催すもの。
2010年度第8弾となる今回は、年末特別企画として川崎市民の台所を支える川崎市中央卸売市場北部市場でお買い物体験、2011年に竣工400年を迎える二ヶ領用水の農業用水を分けた久地の円筒分水を解説付きで見学する。このほか、照明デザイナーとして世界をまたに活躍する石井幹子さんが監修した「よみうりランドジュエルミネーション」を観賞、照明を施された観覧車からの夜景も楽しむ。移動は大型バス。
コースは JR川崎駅前午前7時15分(集合場所:川崎駅西口ミューザ川崎横)または武藏小杉駅前午前7時45分(集合場所:武藏小杉駅タワープレイス前)出発で、川崎市中央卸売市場北部市場−明治大学平和教育登戸研究上資料館(見学)-日本料理・柏屋(昼食)−日経東京製作センター川崎工場(日経新聞夕刊の印刷工程を見学)−円筒分水-よみうりランド−小田急線向ヶ丘遊園駅入口周辺で解散(午後6時15分ごろ)〜武蔵小杉駅で解散(午後6時45分頃)。
対象は小学生以上(小学生は保護者同伴)。定員は45人(最小催行人数40人)で11月26日から募集しており、定員になり次第締め切り。参加費は昼食・よみうりランド入場料を含めおとな5,300円、小学生4,900円。申し込みは、電話045(450)5588 京急観光株式会社営業企画部 川崎産業観光ツアー係。