サッカー日本代表の活躍の記憶が新しいワールドカップ南アフリカ大会をテーマに、現場取材したサッカージャーナリストらが出席するシンポジウムが、10月20日に川崎市多摩区東三田の専修大学生田校舎10号館10301教室で催される。
「ワールドカップ南アフリカ大会は日本に何を遺したか」は、スポーツをさまざまな角度から研修する専修大学社会体育研究所が主催する公開シンポジウム。W杯南アフリカ大会前に強化試合の結果の不振や日本から遠い国での開催などで、大会前には盛り上がらなかった南アフリカ大会で第1試合のカメルーン戦に勝利した後フィーバーした事例を基に軌跡の検証やその後について考える内容。
パネラーは、1994年から5大会連続ワールドカップで現地リポートや実況放送を担当するNHKチーフアナウンサーの内山俊哉さん、1974年以来10大会連続現地観戦し多数のサッカー関連著書を著すサッカージャーナリストの後藤健生さん、サッカー番組制作などを経てフリーで活躍する写真家・ノンフィクションライターの宇都宮徹壱さん、名古屋グランパスから移籍し2000年に川崎フロンターレをJ1に昇格させた後、スポーツジャーナリストに転身しテレビ番組などで活躍する中西哲生さんの4人。コーディネーターは、同大経済学部教授で社会体育研究所員の飯田義明さん。時間は午後4時35分〜6時30分の予定。参加は無料。