川崎市多摩区の多摩区役所のアトリウムに6月26日、子どもたちが願いを込めて書いた短冊付きの大きな七夕飾りがお目見えし、訪れた人をなごませている。
七夕飾りは、同区登戸の10町会で構成する「登戸子ども会連合会」(川鍋賢昭会長)がこの日の午後に製作したもの。
登戸稲荷社の境内に集まった約80人の子どもたちが、「野球大会で優勝したい」「ピアノがうまくなりますように」などとそれぞれの願いごとを書き、神社隣の竹林のある家から譲られた高さ約15mの竹に取り付けた。その後、役員のおとなが区役所まで運び、階段の途中にロープで縛り付けて飾った。
同会では、節分の豆まきや七夕飾りなどの日本の伝統行事を子どもたちに伝えようと子ども会の行事として取り入れており、七夕飾りは毎年同区役所で飾り、市民に親しまれている。