川崎市多摩区長尾の妙楽寺で6月20日、「長尾の里 あじさい祭り」が催され、家族連れなど多くの市民が青、赤紫など色とりどりのアジサイの花を楽しんでいた。
「川崎のあじさい寺」の名で親しまれる同寺は、本堂南西側と山門南西側の斜面に28種約1000株のアジサイが植えられており、地元の長尾町会などで結成する実行委員会が毎年花の時期にまつりを開催している。
ことしは、6月初旬から花が色づき始めており、いまが盛りだが色づきの遅いものもあるため7月初めごろまでは楽しめそうだ。
この日は好天に恵まれ、朝早くから次々と花見客が訪れ、昼過ぎには野菜や菓子などの売り物はすべて完売した。
野だてや句会なども催され、日陰でのんびりくつろぐ人や、熱心にアジサイを撮影する人も多く見かけられた。