東京ヴェルディ1969に所属する元日本代表の大黒将志選手(1980年5月4日生)が、FC東京に期限付きで移籍すると東京ヴェルディとFC東京から発表された。
大黒選手は、ガンバ大阪ユース出身で1999年にガンバトップチームに昇格、2001年に出場機会を求めてコンサドーレ札幌にレンタル移籍した。翌年古巣に戻り2004年に日本人最多得点の20ゴールをあげ、2005年には日本代表に選ばれて活躍、ガンバ大阪のリーグ初優勝に貢献した。2006年にフランス2ブリーグのグルノーブルフット38に完全移籍し、その年セリエAのトリノ(イタリア)に渡ったが得点はあげられず2008年に帰国。2009年から東京ヴェルディに所属し、ことし前半は横浜FCに期限付き移籍して16試合に出場、12得点をあげて期限を終えた。
FC東京の契約期間は、2010年6月22日〜2011年1月31日まで。
移籍先のFC東京は、ことしタイトルの取れる位置をめざしているものの、W杯中断前の成績は12位と低迷しており、大黒選手の活躍が期待される。
大黒選手は「1つでも多くのゴールが取れるよう、得点にこだわりチームを勝利に導きたい」とコメントを発表している。