川崎市の麻生川で桜満開:花の下で「桜まつり」の踊りの輪

100403asaogawa01  川崎市麻生区の麻生川で桜がほぼ満開となり、おだやかな天候に誘われて花の下を散策する人で終日にぎわいをみせた。沿道には食べ物や飲み物を売る屋台も並び、見物の家族連れなどはのんびりとした足取りで春の訪れを満喫していた。

写真右=「桜まつり」では花の下で踊りの輪


100403asaogawa02  沿道にある空き地では、麻生観光協会による「桜まつり」が催され、「麻生まつり唄」「麻生川桜まつり唄」「柿生音頭」などを披露、踊りの輪に加わる人もみられた。また、桜の木には、区民がよんだ俳句などの短冊がつるされ、1枚ずつていねいに読む人の姿もあった。
 麻生川は小田急線柿生駅から古沢に至る約1kmの両岸に桜並木が続く麻生区きっての桜の名所として親しまれている。ことしは低温や雨の影響などで開花が遅れ気味だったが、ここ2,3日ほどで天候が持ち直し、一気に開花が進んだ。
観光協会の会員たちは「まつりと花の見ごろがこれほどぴったり合うのは珍しい」と喜んでいた。

写真左=満開の桜の下は人の波