川崎フロンターレが1月10日、川崎市高津区の洗足学園音楽大学の前田ホールで2010年のチーム方針や新加入選手など新体制を特別ゲストの平原綾香さんのミニライブなどのコンサート付きで発表、悲願の初タイトル取りを誓った。
同クラブは、オフシーズンにサポーターとの接点を深め、チームの考え方を直接聞いてもらおうと2004年から新体制発表をサポーターに公開、「音楽のまち」を掲げる川崎市とコラボレーションし、コンサート付きで行っている。
ことしは公募した約4400人の後援会会員から抽選で選ばれた約1000人が参加、2階席の手すりにはヘッドコーチから昇格した高畠勉新監督や入団選手の名前入りの横断幕が張られ、レプリカユニフォームやタオルマフラーなどを身につけたサポーターでぎっしり埋まった。
発表には武田信平社長、福家三男強化本部長、高畠監督のほか、横浜Fマリノスから移籍した小宮山尊信(こみやま・たかのぶ・25歳/DF/背番号8)、新卒の楠神順平(くすかみ・じゅんぺい・22歳/MF/16)、小林悠(こばやし・ゆう・22歳/FW/24)、高須英暢(たかす・ひでのぶ・22歳/FW/24)の4選手のほかFC東京にレンタル移籍していた佐原秀樹(さはら・ひでき・31歳/DF/3)と鬼木達新コーチが出席、檀上で抱負を語った。