川崎フロンターレは12月18日、16日に辞任した関塚監督の後任に高畠勉ヘッドコーチが昇格し新監督に就任すると発表した。
高畠新監督は、同クラブの前身・富士通サッカー部時代から選手、コーチとして活躍、クラブ設立後は歴代の監督の下でコーチを務めてきた。
2008年4月に体調を崩して現場を離れた関塚監督に代わり、シーズン途中で監督に就任、リーグ戦2位の成績を残した。今シーズンは再びヘッド・コーチに戻り、復帰した関塚監督の右腕としてチームを支えてきた。
高畠ヘッドコーチへの監督要請について、武田信平社長は「(昨シーズンの経験からも)フロンターレの監督としてベストの人選で、高畠色を出し全力で取り組むと約束してくれた」と話している。
高畠監督は「身が引き締まる思い。コーチ時代や昨年の監督経験を生かし、悲願のタイトル獲得のために全力を尽くす」とコメントを発表した。