狛江市民まつり:好天に恵まれ62,000人の人出

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「ふれあう心で豊かなまちを」を合い言葉に、33回目の狛江市民まつりが11月15日、狛江第一小学校、狛江市役所、市民グランドなどで催された。青空の広がる晴天に恵まれ、会場には多くの家族連れが訪れ、昨年より3,000人多い延べ約62,000人(主催者発表)が買い物やイベントを楽しんでいた。

写真=市役所広場を埋める人と出店のテントみこしのパレード

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祭りの開会を告げるパレードは、午前9時30分に市民グランドから第一小学校の鼓笛隊を先頭に、まつりの実行委員会、交流都市の代表者、少年剣道クラブなど小学生からお年寄りまで多くの市民が参加、市内の全神社の6基のみこし、はやし連の山車、野菜の宝船
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などが練り歩き祭りムードを高めた。一小の舞台では来賓の矢野裕狛江市長や来年4月に新潟県長岡市と合併するため町としての参加が最後となるふるさと友好都市・川口町の岡村讓町長などがあいさつした後、地酒の鏡割りも行われ、マス酒で乾杯(写真右)した。
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一小の特設舞台では、郷土芸能のおはやしやダンス(写真左)、子どもたちに人気のヒーローショーなどががくり広げられた。校庭にはカラフルなテントが並び、市民団体と友好都市の川口町、山梨県小菅村などの物産展、公共団体や市民団体など45店舗が出店、買い物を楽しんでいた。多摩川の対岸の川崎市多摩区からも出店、菓子組合店がモチやダンゴ、「多摩川音頭」など多摩区の銘菓を販売、人気を集めていた。
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農産物品評会のテントでは、前日の審査で選ばれた大根、トマトなど選りすぐりの狛江産の野菜や果物などが披露された。正門近くにはパレードに出た野菜の宝分けを待つ市民が午後2時の前から並び始め、分けられた野菜にニッコリ。また、午前中に行われた市内産の野菜の産直も人気を呼び、40分ほどで売り切れた。
市民グランドでは、市体育協会によるスポーツ祭が開かれ、FC東京のキックターゲット、ダーツゲーム、スピードガンのほかグランドゴルフなどが行われ、新スポーツの足でけるサッカーテニスはおとなを何人も打ち負かす強者の小学生もいて、おとなも子どももさわやかな汗を流していた、
歩行者天国となった本町通りでは、本場沖縄の学生たちによるエイサーをはじめ、ロックソーランなどの踊りやストリートライブが行われた。
市役所では色づいたケヤキの下で市内の企業や商店、福島県南会津町の農家などが出店、市内の商店による日用品や食料品などのビックリ市のほか、おはやしの競演、地域ヒーローコマレンジャーのショーなどのステージに人だかりができていた。
市民センターで催された文化祭には写真、手工芸絵手紙などが展示され、訪れた人たちは文化の秋を味わっていた。