狛江市民まつり(同祭実行委員会主催)が11月15日午前9時から午後3時30分まで狛江市役所、第一小学校、市民グランドと各会場を結ぶ周辺通りで催され、子どもからお年寄りまで楽しめる多彩な催しをくり広げる。
写真=みこしのそろいぶみ(昨年の市民祭)
「ふれあう心で 豊かなまちを」をキャッチフレーズにして催されているこのまつりは、市民祭、文化祭、農業祭、商工祭とスポーツ祭の5つが一体となったもので、ことしで33回目を迎える。
まつりは、午前9時30分に市民グランドから出発する小学生の鼓笛隊や野菜の宝船のパレードを皮切りに、10時から本町通りで市内各地区のみこし、はやし連の山車、10時10分から狛江駅北口から民謡流し踊りがそれぞれスタート、「ふるさと広場」の一小まで練り歩く。10時に行われる一小でのオープンセレモニーの前後に相次いでパレードが会場に到着、祭りムードを高める。
毎年、まつりに合わせて開催していた喜多見駅前の電力中央研究所の公開は、新型インフルエンザの感染防止のためことしは中止となった。
各会場の主なイベントは
市役所の「おたのしみ広場」では、特設ステージでおはやし競演、地域ヒーローのコマレンジャーショー、建前実演、沖縄民謡のほか、「狛江のまち・魅力百選」の表彰式、狛江商工会備後大会が催される。
会場には、市内店舗による大ビックリ市、福島県南会津町の物産展のほか、個人・団体によるバザー、食べ物の販売などがある。
市民センターでは14日午前10時から午後5時までと15日午前9時から午後4時まで市内文化団体が、49回目となる文化祭として写真、手工芸、書道、陶芸などの作品展示、茶道連盟の和菓子と抹茶、市内の小学生が描いたむし歯予防ポスターの展示、15日には腹話術が催される。
一小のステージでは、午前10時からオープニングセレモニー、おはやし、獣拳戦隊ゲキレンジャーショー、ゴスペル、フォークソング、モダン・クラシック・フラメンコなどのダンス、障害者青年学級のバンド、ジャズ演奏などのほかゲーム大会が行われる。校庭では正午から市内産の野菜で作った豚汁の無料配付、苗木(午前11時)・球根(午後1時)のプレゼント、午後2時からパレードの宝船を「宝分け」した野菜の無料配布、などが催される。友好都市の新潟県川口町と山梨県小菅村の物産展、交流都市の川崎市多摩区の菓子販売をはじめ一般の出店による焼きそば、串焼きおでんなどの食べ物もある。
市民グランドの「スポーツ広場」は、FC東京によるキックターゲット、体育協会によるグランドゴルフ、サッカー、スピードガンコンテスト、ダーツなどおとなも参加できるスポーツ系の催しと幼児に人気のふあふあドームが終日行われる。
各会場を結ぶ本町通りでは午前11時から午後12時30分まで民謡、エイサー、ロックソーランなどが披露される。午後12時30分から3時までは市内で活躍する音楽グループによるジャズ、ロックなどのストリートライブも催される。また、消防車両の展示・体験乗車などの消防ふれあい広場もある。
一小前の「おまつりの道」入り口付近では公園の遊具などを使った忍者の広場催される。
問い合わせは電話03(3430)1111狛江市役所内市民まつり実行委員会。