川崎市麻生区万福寺の麻生市民館野外ステージで恒例の麻生菊花会大会が11月2日から開かれている。会期は13日までで、展示時間は午前9時から午後5時まで。
写真=展示会場で菊を見る親子(11月7日撮影)
麻生観光協会の下部組織「麻生菊花会」(久保田啓司理事長)の会員30人が丹誠込めて育てた大輪や小菊、盆栽などを展示。茎の部分が短い「福助」 「ダルマ」をはじめストロー状の花弁が長く伸びた「管物」、半球状花弁が盛り上がって咲く「厚物」や「厚走り」、厚物を5本咲かせる「数立」、3本立ちの 3色の厚物を1組とする「組飾」、幅の広い船底型の花弁一重の「一文字」、小菊をたれ下げて咲かせる「懸崖」「盆栽」、「切り花」を展示している。
大会初日に審査、川崎市議長賞に志村祐作さんの組飾りなどが選ばれた。
久保田さんによると、9回目のことしは、夏の暑さが短かったために茎が成長が遅れるとともに開花が早まり審査基準に合わずベテラン会員のなかには出品を見合わせた人も多く、展示数が2割ほど少ないという。
会場では、菊の苗木やたけの短いダルマ、福助なども販売している。