川崎市麻生区で川崎麻生アシストクラブが発足

090819ashisuto05_2
川崎市麻生区片平に練習場がある川崎フロンターレを応援しようと、麻生区内の企業や団体が中心となって構成する「川崎麻生アシストクラブ」が8月19日に発足、結団式が行われた。川崎市内で同チームの地域密着型の応援団は初。

写真=結団式で「優勝」願い指1本を立て、ロゴとマークを示す(左から磯野利夫麻生区長中島豪一アシストクラブ会長竹中嘉久川崎事業本部担当部長)

同クラブは、区内に練習場が持ちながら市内の他区に比べてファン層が少ない川崎市のホームタウンスポーツ推進パートナーの川崎の区内での知名度を上げ、ファン獲得をはかるとともに、同チームの地域貢献をまちづくりに生かすことを目的にしている。川崎新都心まちづくり財団、「しんゆり・芸術のまちづくり」フォーラム、セレサ川崎農業協同組合、麻生区文化協会、麻生区子供会連合会のほか、練習場の最寄り駅の柿生中央商店会、柿生駅前町内会、三井不動産、小田急電鉄などで構成、(株)川崎と麻生区役所も後押しする。会長には、川崎新都心まちづくり財団理事長で「しんゆり・芸術のまちづくり」フォーラム会長の中島豪一さんが就任、同区上麻生1丁目の「しんゆり・芸術のまちづくり」フォーラム内に事務局を置き、活動を展開する。
090819ashisuto02
まず、新百合ヶ丘駅南口にある麻生区掲示板に情報を掲示するのを手始めに、区内に情報を掲示できる掲示板を設置するほか、新百合ヶ丘南口ペデストリアンデッキ、麻生区役所前広場の街路灯に川崎のタペストリーを掲示してPR活動を展開し、知名度を上げる。また、シーズン終了後には、麻生区役所でミニ写真展を開催する。事務局の「しんゆり・芸術のまちづくり」フォーラム内に北部初のオフィシャルグッズ販売所(写真左)を設けてグッズの販売や取り寄せを行う。
ゲームを観戦する機会を増やすため、アウェイを中心にパブリックビューイングを年数回行うほかホームゲーム観戦バスツアーも年数回実施する予定だ。アシストクラブ発足を記念し、結団式の行われた8月19日午後6時30分から麻生市民館大ホールでJリーグ第22節の川崎対ジュビロ磐田の対戦のパブリックビューイングを催した。
このほか、地域住民との交流イベントも行う予定で、ことしリーグ戦・ナビスコカップなどで優勝した場合は練習場で、祝勝イベントを行うことも企画中という。
同会は、活動を行うために地元企業などからスポンサーを募って基金を集めるが、会費は当面徴収しない予定という。
連絡先は044(959)1020「しんゆり・芸術のまちづくり」フォーラム内川崎麻生アシストクラブ事務局。

■関連記事:川崎市の麻生市民館で川崎のパブリックビューイング : 550人がスタジアム風の応援で熱心に観戦