夏休みに親子で映画を楽しんでと、8月23日の夜、川崎市麻生区の麻生小学校校庭で野外映画会が開かれる。上映作品はアニメーション映画の名コンビ宮崎駿・高畑勲の原案・脚本・演出で、2008年にリバイバル上映して話題を集めた「パンダコパンダ」シリーズを上映、ステージイベントや屋台村も行われる。
野外映画は、9月に開催の「第15回KAWASAKIしんゆり映画祭2009」に先がけ催されるものでことしは10回目の上映会となる。2007年に発足したNPO法人KAWASAKIアーツが主催、川崎市、川崎市教育委員会、麻生区、日本映画学校などが共催する。
「パンダコパンダ」(1972年作、33分)は、天真爛漫な一人暮らしの少女ミミ子と動物園を入け出したパンダ父子の温かな交流を描いた作品。「パンダコパンダ 雨降りサーカスの巻」(1973年、38分)はミミ子とパンダ父子が住む町にサーカスがやって来るが、ある日、大雨で洪水となり、ミミ子らは取り残されたサーカスの動物を救出するという内容。
会場は午後4時30分にオープン、焼きそば、飲み物などの屋台村が開店、縁日気分が楽しめる。午後6時30分からは、映画にちなみステージでピアノ演奏や縄跳びなど個性的な芸をする「わんわん大サーカス」などが行われる。
入場は無料で、雨天の場合は同小体育館、荒天は中止、問い合わせは電話044(953)7652NP0法人KAWASAKIアーツ・映画祭事務局/しんゆり映画祭事務局または同映画祭ホームページ(アドレスはこちら>)。