川崎市高津区橘地区で市民がトマト畑の撤去作業に汗流す: 次世代に農地を引き継ぐ試み

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食と農の交流を通し市民の手で農地を次世代に繋ごうと川崎市高津区橘地区で、栽培が終わったトマト畑の撤去作業などを市民が手伝う取り組みが8月から始まり、話題を集めている。作業はその都度ボランティアを募集、19日に手伝える市民を募集中だ。

5写真=8月5日の久清ファームのトマト撤去作業(ぐらす・かわさき たちばなブランチ提供)

この取り組みは、トマト、カリフラワー、キャベツなど市内のブランド農産物「かわさきそだち」を多数栽培し、農地が多い橘地区の地域特性を生かしたまちづくりで地域の活性化をはかろうと、高津区役所がことし3月に策定した「たちばな農のあるまちづくり」推進方針の具体的作業の一環。農の魅力の再発見のウォークや地元産野菜の即売会のほか、特定非営利活動法人「ぐらす・かわさき たちばなブランチ」のコーディネートで8月5日から「久清ファーム」で、「トマトの撤去作業 手伝い隊」と銘打ち、栽培が終わったトマト畑の苗撤去作業が始まった。
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約2200平方mのビーニールハウス内の作業はまだ続いており、次の撤去作業は、8月19日、21日に行われる。「ぐらす・かわさき たちばなブランチ」では、19日の作業を手伝うボランティアを募集している。対象は、小学生以上の体力のある人。時間は、午後3時30分〜5時で、作業時間は約1時間。集合場所は、現地「久末ファーム」。行き方は、溝の口南口より東急バス「高田行き」(溝25系統)「イノ木」バス停下車(15時発あり)。
希望者は、名前、年齢、電話番号、住所を書きFAX(044-872-9795)、またはEメール(tachib@grassk.org)で8月17日までに申し込む。応募多数の場合は、抽選で、結果はFAXまたはメールで連絡。
問い合わせは電話044-872-9795ぐらす・かわさき たちばなブランチ。