川崎市多摩区長尾の「生田緑地ばら苑」が、5月14日から一般公開される。旧向ヶ丘遊園のバラ園だった同地には、大輪、四季咲き中輪、つるバラ、ミニバラなど約530種約4700株があり、2002年から川崎市公園緑地協会職員とボランティアが育成管理を行っており、春と秋に公開する。
写真=生田緑地内ばら苑(5月12日、ばら苑ボランティア長澤陸夫さん撮影)、他の写真を見る>こちら
同ばら苑を管理する川崎市環境局公園管理課によると、ことしは暖かな日が続いたため開花が早く、開園前日の13日現在ですでに早咲きの花が7、8割開花しているという。
公開は6月7日(5月18日、25日、6月1日は休苑)までの22日間。時間は、平日(火曜日〜金曜日)が午前10時から午後4時30分、土・日曜は午前9時から午後4時30分。最終入苑時間はいずれも午後4時まで。入苑料は無料だが、ばら育成などに使われる「ばら苑募金」の協力を呼びかけている。
交通は、小田急線向ヶ丘遊園駅から徒歩12分、またはJR南武線宿河原駅15分。もみじ谷の駐車料(約100台)は1回500円。問い合わせは電話044(200)2394川崎市環境局公園管理課。