川崎市麻生区が親子体験農業参加者を募集 : 田植えから脱穀まで体験、ことしで終了

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川崎市麻生区が田植えから脱穀までの米づくりを経験する「親子体験農業」参加者を募集している。
都市農業への理解と親子のきずなを深める目的で、毎年同区古沢の田(小田急線新百合ヶ丘から徒歩約15分)を借りて開催、土にふれ食べ物を自分で作るチャンスと希望者が増え抽選になるほどの人気で、ことし14回目を迎えるが、田んぼ周辺の環境の影響で、今回が最後となる。

写真=2008年の田植え

内容は、6月6日の田植えを皮切りに、6月27日・7月11日・7月25日のいずれか1回以上草取り、8月22日の網掛け・かかしづくり、10月3日の稲刈り、 10月31日の脱穀・もみすりを経て、11月21日に刈り取った米でもちをつく収穫祭も行う。このほか自由参加作業として、田植え前の種まき・網張り4月18日)、田起こし(5月9日見学のみ)、くろつけ(5月23日)、しろかき(5月30日)の作業やかかし祭り(9月12日)などもある。作業日は、収穫祭をのぞいていずれも土曜日だが、天候や稲の育成によって変更になる場合もあり、雨天の場合は原則は翌日の日曜日または翌週土曜日に延期する。
作業は、午前9時に現地集合で、田植え、稲刈り、脱穀を除いて午前中で終了の予定。
対象は、全作業に出席できる小・中学生と保護者。募集人数は、麻生区内200人、区外の川崎市民50人でいずれも応募多数の場合は抽選。参加費は1家族につき傷害保険代1000円。
申し込みは、往復はがきに代表者と参加者全員の氏名(ふりがな)、住所、年齢(4月1日現在の学年)、郵便番号・住所・電話番号と返信用のあて名を記入し(代表者の氏名・電話番号は、作業日変更などの連絡網に使用されることを了承できる人)、〒215—8570(住所不要)麻生区役所地域振興課内『体験農業実行委員会』へ3月31日(必着)までに郵送する。
問い合わせは電話044(965)5113麻生区役所地域振興課。
E-mail=73tisin@city.kawasaki.jp