狛江市のエコルマホールのロビーで初のライブ演奏 : 施設の有効利用をと市内のミュージシャンが提案

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狛江市在住のミュージシャン斎藤ネコ(49)さんが、3月12日の夜に狛江駅前のエコルマホールのホワイエをライブハウスに見立て、音楽仲間と初の「エコルマセッション」を催しジャス系のポプラー音楽のライブ演奏をする。

写真=バイオリンを演奏する斎藤ネコさん(エコルマ提供)

斎藤さんは、エコルマホールを運営する狛江市文化振興事業団の理事のひとりで、クラシックからハードロックまで幅広いジャンルの作曲、編曲、アルバムプロデュースなどを手がけ、ヴァイオリンも演奏するマルチ音楽家。かねてより同ホールのさまざまな有効利用を提案しており、大ホールが利用されない時にロビー部分を使って音楽演奏をしようと「エコルマセッション」のアイデアが出された。これを受け、ホール側で検討を重ね、音響や使い勝手などロビーで演奏を行う場合の問題点を検証を兼ね、気軽に音楽を楽しむ機会を作るろうと、初のエコルマセッションが実現する。
出演者の日程調整などでこの日の開催が2月半ばに急きょ決まり、3月1日からチケット販売(2000円)も始まった。当日は、会場に備え付けのイスのほか折りたたみイスで客席を造り、ドリンク販売コーナーも設ける。定員は80人。
出演はヴァイオリン奏者・斎藤さん、ベース奏者・井上富雄さん、アコーディオン奏者・佐藤芳明さんの3人の市内在住音楽家のほか、スペシャルゲストとして新世代のジャズ奏者としてアメリカでも活躍するサックス奏者の矢野沙織さんの4人。演奏は午後7時からで、休憩をはさみ9時まで約2時間ジャスなどのポピュラー音楽をセッションする。入場は午後6時からで全席自由。
問い合わせは電話03(3430)4106エコルマホール。