川崎市多摩区長尾の「生田緑地内ばら苑」で、10月17日から11月3日まで(10月20日と27日は休み)、秋のバラの一般公開が行われる。公開されるのは大輪や四季咲きの中輪、ミニバラなど440種約4000株。ことしは旧向ヶ丘遊園のバラ園時代から数えて50年にあたることから、記念コンサートも開かれる。
同ばら苑は旧小田急向ケ丘遊園内にあり、2002年3月の閉園後は川崎市に管理が引き継がれ、市民ボランティアなどが世話をしており、春と秋の花期に公開される。川崎市公園管理課によると、バラはこのところの好天で現在3部咲きで、みごろは25日前後という。
記念コンサートは、11月1日から3日の午前11時〜午後3時30分に苑内芝生広場で催され、洗足学園弦楽四重奏、洗足学園JAZZカルテットが出演する。このほか、川崎市公園管理協会の主催で講習会なども開かれる。
開園時間は午前10時(土・日・祝日は9時)から午後4時(入園は3時30分)。バラの苗の販売や軽食の売店もある。入園は無料だが、管理・育成資金にする「ばら苑募金」を行って協力を呼びかける。開園中はボランティアがばら苑募金の受け付け、来場者集計、園内の案内、清掃などに協力する。
駐車場は、もみじ谷に約100台分あり駐車料金は1回500円だが、混雑が予想されるためできるだけ、電車、バスで来園してと呼びかけている。
問い合わせは電話044(978)5270生田緑地内ばら苑。
講習会やコンサートの問い合わせはHPへ(こちら)
関連記事=花ごよみ欄にばら苑日誌(こちら)がスタート