川崎市アートセンターでNPO法人が落語「万福亭」をオープン:初公演は映画とコラボの怪談話

落語と映画で涼しく楽しい夏を味わってと川崎市麻生区の市民団体が小劇場と映画の2つのホールを持つ川崎市麻生区の川崎市アートセンターで、8月17日午後2時から上映中の日米のホラー映画と提携、怪談話の落語会が催す。

この団体は、KAWASAKIしんゆり映画祭の企画運営など新百合ヶ丘を拠点に芸術文化事業を行う特定非営利活動法人KAWASAKIアーツ(ふじたあさや理事長)。同団体では、同センターのアルテリオ劇場で若者に人気が上昇している落語を定期的に開こうと「しんゆり寄席 万福亭」を企画。その第一弾として映画館とのコラボレーションで、橘家圓太郎、古今亭菊輔、古今亭志ん彌の3人の師匠が「怪談牡丹燈籠(ぼたんどうろう)」などを演じる。入場は前売り2500円、当日3000円。チケットの問い合わせは044(959)2255川崎市アートセンター。
怪談話のコラボとして、映画館では、8月9日から22日まで怪談映画に定評のある中川信男監督の「東海道四谷怪談」(1959年、76分)と、8月16日から22日までジョージ.A.ロメロ監督の「ゾンビ 完全版」(1978年、139分)の日米2本のホラー映画を上映する。16日の上映時間は四谷怪談が午後4時30分、ゾンビが午後8時でいずれも話形の怪談話を楽しんだあとの上映となる。映画入場は両映画とも一般・学生が800円、障がい者・付き添い、会費が700円、高校生以下は500円。問い合わせは044(955)0107アルテリオ・シネマ。