川崎市文化財団が夏休み中の子どもに能楽体験・鑑賞教室

川崎市文化財団が、夏休み中の子どもを対象に日本の伝統芸能「能」の魅力に触れる体験、鑑賞教室を開催、参加者を募集している。

この教室は「600年の歴史を体験しよう」と夏休みに毎年開かれており、ことしで18回を数える。教室は、解説、体験、鑑賞も含めて3回。初日の7月27日午前10時から正午まで能の話しと子どもの仕舞、午後1時半から2時半まで子ども能「土蜘蛛」の鑑賞、2日目の7月28日は午前10時と午後1時30分のいずれかの時間に仕舞・謡、鼓や笛を1時間30分体験する。最終回の8月2日は午前11時から重要無形文化財総合指定保持者の鵜沢久さんらが演ずる「葵上(あおいのうえ)」を鑑賞する。体験用のタビ、扇は貸し出しされ、服装は自由。
会場は川崎能楽堂で、対象は小・中・高校生とその保護者で、空きがあれば一般も可能。定員100人(応募多数の場合抽選)。受講料2500円。
申し込みは葉書または、市内の公共施設などに配布しているチラシの裏面の申込用紙に住所、氏名(ふりがな)、学校名・学年、電話番号、28日の体験希望時間帯(午前・午後)を書き、〒210—0007 川崎市川崎区駅前本町12—1 財団法人川崎市文化財団へ7月15日(必着)までに送る。
問い合わせ電話044(222)8821同財団夏休み能楽体験係り。